ブラックバイト宣伝で聞いた声

最近は気持ちのいい天気が続いていますね。

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さて、ブラックバイトアンケートの「実態&声」の紹介を今回もしたいと思います!

 

 先日、大学前で学生のみんなと一緒に宣伝を行いました。1時間で10人の方がこたえてくれました。

 1回生の女性は最初「私のコンビ二バイトはブラックじゃないので」と言っていたのですが、ブラックな働き方じゃない人にも記入してもらっていることを伝えると、快く書いてくれました。

ところが・・・

聞いていくと、タイムカードは15分ごととのこと。そこで1分単位で賃金が払われないといけないことを伝えると、そうだったんですねと驚いていました。生活費を稼ぐため、週5~6でバイトに入っているとの事。「友人には生活費のために1日11時間バイトしている子もいてしんどそう」と教えてくれました。

 

 また、24歳の大学生は、一度正規社員で働いていた時のことを教えてくれました。

働いていた会社では、「男性は3ヶ月以内の試用期間で正社員になれるが、女性は1年勤めないと正社員になれないという決まりがあった。掃除当番も男性は朝8時の1回に対して、女性は朝8時と夜20時の2回しないといけなかった。夜は自分の仕事が終わってもその時間まで待たなければならなかった」との事。「休憩はとれるとなっているが、会社の雰囲気的にとりずらく、休憩をとらずに働いていた。学びたいと思うようになっても、学費や生活費を稼ぐために続けていたけれど、働き方としては理不尽だった。外国人の友人も日本の労働基準法がわかりにくそうだった。法律を外国語表記で説明した冊子を配るなど行政にしてほしい。」と思いを話してくれました。

 

 宣伝に初めて参加した学生Uさんは、「本人がブラックな働き方に気づいていないケースが多い。話をする中で知ったり、気づいたりすることが大事だし、もっと声を集めたい」と感想を話していました。友人5人にもアンケートを書いてもらい、「学費を下げて、奨学金(給付制)を増やしてほしい。先のことを考えるとちゃんとした雇用も少ないし、不安になる。」「学費はタダになるべきだと思う。税金あがるのに、学校への補助金にきちんとまわしてほしい。また、一般家庭は苦しくなっている。」「結婚式場で働いていたけれど、30分単位で労働時間が計算されていた。1分単位でしてほしい」など切実な声も集まっています。

 

まだまだ紹介しきれない声がたくさんあります。

23日の京都まつりでも、リアルな実態や声を紹介させてもらいます!!ぜひ起こしください。