若者憲法集会&デモ

みなさんこんにちは。夏バテ気味でも食欲旺盛のチャラ男です。

きのうは東京でおこなわれた若者憲法集会に参加してきました!

最高気温が23℃という6月にしては寒すぎる東京に、半そで半ズボンで参加し寒い寒いと嘆いていた者を見かけた方がいればそれはたぶんぼくです。

 

全体会のシンポジウムでは、イラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんが、こんなことを話されていました。バグダッド日本大使館の方々がイラクファルージャに行った際、米軍と傭兵を連れて行くと発砲されたことを紹介して、「武装すれば狙われる」と。

また「戦場で武器はお守りにならない。撃ってくれと言っているようなもので、撃たれる前に撃たなければいけなくなる。」ということも話されていました。

ぼくは、もし集団的自衛権の行使で自衛隊が戦闘地域に武装して入ったときどうなるかと、考えずにはいられませんでした。

日本は戦後、一人として戦争で人を殺すことも殺されることもしてこなかった、世界でも誇るべき歴史を持っています。

それは憲法9条が「武力行使はしない」「戦闘地域には行かない」という歯止めになって国民を守ってきたからです。

 

いまこの憲法を解釈によって変えようと安倍政権がたくらんでいます。

憲法集会のパネリストの弁護士、黒澤いつきさんはこう語っていました。

「国家権力を野放しにすれば必ず国民の自由を制約する。憲法は国民が権力につきつけるもの。」

 

全国で行われている様々な取り組みも紹介され、大阪の平和委員会の岩本さんは、アメリカ村で青年にむけてシールアンケートをおこなったことを紹介して、「こうした取り組みを続けていくなかで、若者に憲法の中身が気になると思ってもらえたら。」と話していました。

ちなみにこの岩本さん、っていうかさとるは高校の頃の同級生で、つい最近までこんな活動してると知らなくて、こういう場で見かけるのが本当に嬉しいです!

京都の参加者からも「ぼくの身の回りにも、少しずつでもいいから憲法について、平和について考えてもらえるように、今回学習したことを伝えてゆきたい」と感想が出されました。

 

ぼく自身も分科会などに参加して、憲法の中核である13条の”個人が尊重される”ことの大切さを改めて感じたし、もっとたくさんの青年に日本国憲法の良さを知ってほしいなと思いました。

民青同盟京都府委員会として、これからも憲法の学習会や集団的自衛権行使に反対するパレードなどに取り組んでいきます。

 

最後に若者憲法集会の全体会と、参加できなかったけどめっちゃかっこいいパレードの動画をあげておきます。


2014.06.22若者憲法集会【全体会】 - YouTube


2014.06.22命と自由をまもる若者憲法デモ@渋谷 - YouTube